■迷惑メール送信防止のために
昨今、悪意のあるユーザー(主にSPAM行為事業者)が弊社接続サービスを利用してTechnoWave/ITKeeperの送信用メールサーバを利用せず、直接他プロバイダなどの送信用メールサーバ宛てに大量の迷惑メールを送信されるようになり、お客様のみならずインターネット社会の問題となっております。
また、お客さまのパソコンがウイルスに感染することにより、意図せず気が付かないうちに直接他プロバイダなどの送信用メールサーバへ、大量の迷惑メールを送信しているといった事態も発生しています。
これら迷惑メール送信の入り口を防ぐ取り組みとして、弊社では他プロバイダなどの送信用メールサーバへのメール送信を防止する「Outbound Port25 Blocking」を実施しております。
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実施エリアとご利用の都道府県が一致しない場合がございます(エリアはNTT東西のフレッツ網に依存)。 |
■「Outbound Port 25 Blocking」とは?
「Outbound Port 25 Blocking」(以下 OP25B)は、プロバイダのメールサーバからメールを送信する場合を除いて、メールの送信プロトコルで使用されるTCPポート25番を遮断する手法です。
OP25Bを実施しているプロバイダのネットワークから、他のプロバイダネットワークへ接続する際に、【外部ネットワーク向けの通信(Outbound)】の【25番ポート(Port 25)】を【遮断(Blocking)】する仕組みとなります。
■影響を受けるサービス
TechnoWave・ITKeeperサービスにおける「動的IP」が割当てられる接続サービスでフレッツ接続を行った場合に影響を受けます。
サービス名
カテゴリ
エコノミークラス
Technowave
ビジネスクラス(販売終了・現在ご契約のお客様)
Bフレッツ動的IP接続サービス
ホスティングサービス・インターネット接続オプション
エコノミークラスⅡ
ITKeeper
ホスティングサービス・インターネット接続オプションⅡ
Bフレッツ動的IP接続サービス
モバイルローミング
BBパック(ST/VN/LT/HN)
※各-Xタイプ、セキュリティモデルVPNオプションは対象外
※ダイヤルアップ・PIAFS・ISDN・フレッツ固定IP接続(ISDN/ADSL/Bフレッツ各タイプおよびフレッツ光プレミアム)サービスはOP25B適用外です。
■影響を受けるご利用方法
メール送信時TechnoWave/ITkeeper以外の送信用メールサーバを利用している場合。
例1:エコノミー(フレッツADSL)+他プロバイダーの送信用メールサーバ(他社ホスティングサーバ含む)
例2:Bフレッツ動的IP接続サービス+お客様の独自に設置したメールサーバ
■影響を受ける場合の対処方法
■他社プロバイダ接続で「OP25B」の影響を受けるお客様
お客様が他社プロバイダーのインターネット接続で、弊社の送信メールサーバをご利用のケースでは、他社接続プロバイダー側のOP25Bの影響を受ける可能性がございます。弊社では順次サブミッションポート(587番)対応を実施しております。下記リンクをご参照ください。